充分な資金を貯めておこう

充分な資金を貯めておこう


必要な3種類の資金

これからフリーランスを目指す方は、様々な面で悩みがあるのではないでしょうか。フリーランスで仕事をするのにはスキルが必要なので、今のスキルで充分なのかという悩みがあるでしょう。フリーランスになると自分で仕事を見つける必要がありますから営業をどうするかや、人脈をどうするかという悩みもあるかと思います。その他に重要なこととして「お金」の問題があります。
フリーランスになるのであれば、3種類のお金について考えておかなければいけません。3種類のお金とは「開業のための資金」「事業のための資金」「生活費」になります。ここではこれからフリーランスになる方にむけてこれらの3種類のお金についての心構えや準備、注意点などを紹介したいと思います。

開業のための資金

今まで会社に勤務していた方の場合、会社の開業のためのお金が必要だったということはなかったと思います。しかしフリーランスになるということは起業するということですから、そのための資金が必要になります。たとえば飲食店をオープンする時、店舗を借りるためのお金やテーブルや食器の費用、広告費など様々な面で費用がかかるかと思います。それと同じようにフリーランスになる時にも資金が必要になります。仕事によってはあまりお金がかからない方もいるでしょう。たとえばライティングの仕事やデザイン系など自宅を職場にする場合はあまり資金はかからないかと思います。
開業する時に重要なことは、開業にかかる費用は経費と見なされるということです。たとえば仕事に使うパソコンを新しく購入したらそれは経費として認められます。ですから購入したことを証明するレシートなどはしっかり保管しておいてください。

事業のための資金

事業のための資金とは、事業を継続する上で必要になる資金のことです。事務所を借りて仕事をするのであれば家賃や光熱費、交通費などが必要になります。人を雇うのでしたら人件費がかかりますし、何かを販売するのであれば仕入れのための資金が必要になります。これらの資金は毎月必要になるものです。売り上げから事業のための資金を引いたのが利益ということになるので、事業のための資金はなるべく抑えるようコストダウンを心がけたいものです。会社勤めの時にはあまり意識していなかったという方もフリーランスになると気にかけなければならないポイントになるはずです。

生活費

3番目のお金は生活費です。利益を生活費に使えばいいと思うかもしれませんが、企業したばかりの時や企業準備中は利益がないため、この期間の生活費はあらかじめ用意しておく必要があります。開業してすぐに仕事を受注したとしても、実際にお金が入ってくるのは数ヶ月先ということはよくあることです。この期間の生活費を考えていなくてアルバイトをするはめになってしまった人もいるようです。フリーになる時には半年から1年分くらいの生活費は用意しておくようにしましょう。

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